アメ車の旧車における代表的存在インパラとは?人気の年式について解説!
アメ車に魅力を感じる方も多いでしょう。その中でも高い人気を誇るのが、今回紹介するインパラです。シボレーから発売された旧車の代表格ですが、初代モデルが発売されて60年以上経過してもいまだなお根強い人気がある車種です。本記事では、アメ車を代表する存在、インパラについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
アメ車を代表する車種
インパラは日本でもいまだに高い人気を誇るアメ車の車種と言えます。アメ車は今の車にはない特徴を有しています。車高が低くローライダーで大きな車種には、アメ車らしさを感じさせてくれるでしょう。そのアメ車の特徴を体現しているのが、このインパラと言えます。
アメリカ栄光の象徴
初代インパラが市場投入されたのは1958年のことでした。1958年にはアメリカ初の人工衛星の打ち上げ、公民権運動などが発生した年です。1960年代にかけて、アメリカは全体的にエネルギッシュで元気な時代だったと言われています。まさにアメリカの栄光を象徴する車種がインパラと言えます。
初代は2ドアクーペとコンパーチブルで、どちらかと言えば趣味系の車種という印象でした。しかし翌年には早くもモデルチェンジを実施し、4ドアモデルも追加されました。このときベルエアがダウングレードされたので、シボレーの中の最上級グレードとして君臨することになります。
大型で存在感のあるデザイン
インパラの特徴はとにかくその存在感にあると言って良いでしょう。全長5メートルを超え、全幅も2メートル近いサイズです。これが街中を通行すれば、街行く人の目を引き付けること間違いありません。これだけのボディを動かしていくので、エンジンもパワフルです。初代モデルでも5.7リッターのV8エンジンが投入されていました。アメリカの力強さを象徴していると言っても過言ではありません。
7台目以降は大きくモデルチェンジをして、サイズは一回り小さくなりました。しかしインパラの基本的なコンセプトは最新モデルにも生かされています。ボディも全長5メートルを超えていて、抜群の存在感を発揮しています。
おすすめのインパラのモデルとは?
インパラはすでに60年以上の歴史を誇る、ロングセラーのアメ車です。その中でも高い人気を誇るのが、旧車と言われています。インパラがインパラらしく、いかにもアメ車を運転していることが実感できるからです。
6代目モデルまでがおすすめ
インパラらしさを追求していたのは6代目までと一般的には言われています。6代目まではボディもエンジンも、モデルチェンジするたびにどんどん大型化していきました。アメリカの車といった風貌がします。
しかし1970年代に突入すると、アメリカでも車の安全性や環境性能に対する意識も強まっていきます。また日本でも大きな影響をもたらしたオイルショックの影響で、経済性を追求した車両に人気が集まりました。インパラも1977年に6代目モデルを発売したのですが、これまでよりもコンパクトにまとめられ、インパラらしさが失われてしまったと評価されています。
65年のインパラ
インパラの中でも高い人気を誇るのが、65年式のものです。アメリカにおける年間販売台数が1万台を超えました。これは当時のアメリカにおける史上最高記録で、自動車界のエポックメイキング的なモデルと言えます。丸みを帯びたフォルムのサイドやフロントガラスはシャープでサイドガラスには湾曲を取り入れることで、クールな車に仕上がりました。
69年のインパラ
インパラの人気車種と言えば、64年式のコンパーチブルや67年式のクーペやインパラSSをイメージする人も多いかもしれません。しかし今回紹介する69年式もなかなか捨てがたいものがあります。フロントマスクがより個性的に仕上がっていて、翌年のモデルはあっさりした仕上がりになっているので、インパラらしい表情を残している貴重なモデルと言えます。アクが強く、いかにもアメ車らしいハンドルを握ってみたいと思う人にはおすすめです。
しかし一方で従来モデルと比較すると、車高が若干上がりましたし、エンジンも350ccで実用性も兼ね備えた車にまとまっているとも言えます。街中を走行していても決して違和感も感覚えないでしょう。
まとめ
インパラはアメ車を代表する車種として、いまだに高い人気を誇ります。インパラは現在でも発売されていますが、よりアメ車らしさを堪能したければ、初代に近い旧車を探すのがおすすめです。しっかりメンテナンスすれば、旧車でもまだまだ現役で走行できます。
「有限会社モナミモータース」では、アメ車をはじめとした逆輸入車の車検を受け付けております。輸入車に特化したベテランメカニックが多数在籍しているので、インパラをはじめ、車両の状態に合わせたメンテナンスを実施しています。インパラに不具合があったり、運転中に何か気になる症状があったりすればお気軽にお問い合わせください。スタッフは定期的に研修を受けているので、最新の知識やスキルにアップデートしています。